本を贈る・貸す・渡すといった行為を楽しむための雑貨を提案するブックグッズブランド「söz」を考案し、ブックカバーを中心とした本関連雑貨および一連のブランディングデザインを制作した。
3年次に取り組んだブランディングデザインの授業を通して、ブランドの思想や体験そのものを設計することに関心を持ったことをきっかけに、ブランディングデザインをテーマに設定した。また、書店でのアルバイト経験と、日頃から関心のあった雑貨というプロダクト領域を結びつけ、本を誰かに渡す行為を自然に支えるブランドの構築を試みた。
各アイテムは、本というアナログメディアが持つ質感や手触りを重視し、どこか懐かしさのあるクラフト紙を基調にしながら、ポップな配色や余白をアクセントとして取り入れることで、アナログ素材の持つあたたかさと現代的な視覚表現の両立を図った。また、本を選ぶ・記録する・包むといった行為を支える機能を各アイテムに持たせることで、ブランドの思想や世界観が一貫して伝わる構成を目指した。