本制作では、空間演出と購買意欲の関係に着目し、BUNKA発の仮想ファッションブランド「ing(アイング)」のローンチ施策として、体験型ポップアップストア「ing Restaurant」を企画・設計。文化学園大学の食堂に隣接するプラザを会場とし、洋服を料理に見立てたレストランをコンセプトに、仕事体験になぞらえた空間を構成した。「完成形より、途中がいちばん美しい」というブランドの価値観を軸に、洋服を選び組み合わせる過程そのものを体験化している。空間は順路で巡る四つの体験エリアで構成。〈Shooting Area〉ではスタッフパスの撮影を通し来場者を物語へ導き、〈Plating Area〉ではミニチュア化したアイテムを食材に見立てた盛り付け体験(コーディネート)により、選択の楽しさを引き出す。〈Tasting Area〉では料理のように商品を展示し、視覚的に洋服を味わう体験と、素材を用いたオリジナルショッパー制作を提供。〈Designing My Future Self Area〉では5年後の自分を言語化し、来場者自身の人生とブランドの価値観を重ね、記憶に残る体験と購買意欲の創出を図った。