深縁守 ─深海生物を通して深海ゴミ問題を捉え直す─

山川茉緒/デザイン学部 デザイン学科
深縁守 ─深海生物を通して深海ゴミ問題を捉え直す─
深縁守 ─深海生物を通して深海ゴミ問題を捉え直す─
深縁守 ─深海生物を通して深海ゴミ問題を捉え直す─
深縁守 ─深海生物を通して深海ゴミ問題を捉え直す─

本研究は、深海生物をきっかけに深海ゴミ問題への意識を高めることを目的としています。

海洋ゴミは身近な問題として報道される一方で、深海に沈んだゴミは可視化されにくく、関心を持たれにくい現状があります。特に、日本近海では海流の影響により、多くのプラスチックが深海に蓄積しています。

そこで私は、深海生物の神秘性と、日本文化に根づく自然への畏敬や縁起物の思想を結びつけ、深海生物を「深縁守」というお守りとして再解釈しました。「深縁守」は、深海生物を縁起物としたお守りシリーズです。比較的知名度のある深海生物をモチーフに選定し、生態や形態から着想を得て、独自の縁起や象徴的な意味づけを行っています。

表現のかたちとして「お守り」を選んだ理由は、お守りが願いを託し、持ち歩き、日常で意識を向ける存在だからです。身につけることで、深海生物や海の環境を思い出すきっかけを日常に組み込めると考えました。

深海ゴミ問題を直接訴えるのではなく、感情に訴えかけながら深海環境への想像力を促すことを目指しています。お守りを通して見えない問題を身近に感じてもらい、意識の変化から行動につなげることを狙いとしています。

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