独学で陶芸に向き合う中で、作り手の意志やこだわりを手仕事によって形にするクラフトの魅力を多くの人と共有したいと考えた。そこで、制作した作品の価値を明確に定めるブランディングによる運用が必要だと考えた。
ブランディングに先立ち、制作した陶器を仙台市で行われたクラフトフェアに出品した結果、人々に興味をひき、作品のファンになってもらうための動線や工夫が必要だと実感した。これらを踏まえ、製品およびそのブランディングのためアイテムとして以下のものをデザインした。
陶器:主に洋食での使用を想定した6種類の器。撥水剤を用いた釉薬の塗り分けが特長。工業的な規律と手仕事による揺らぎが融合した姿を目指した。
ブランドロゴ:ブランド名「風律堂」は私の名前の「風」にブランドコンセプトを表す「律」を組み合わせた。シンボルマークはユーザー自身や陶芸と向き合う眼差し→瞳を抽象化してデザインした。
パッケージ:帯には手でちぎる表現を加え、手仕事によるこだわりや、一つとして同じものが存在しないクラフトの魅力を示した。