作者自身によるアートドキュメンテーション

加藤総一/ライフデザイン学部 産業デザイン学科
作者自身によるアートドキュメンテーション
作者自身によるアートドキュメンテーション
作者自身によるアートドキュメンテーション
作者自身によるアートドキュメンテーション

本制作では、作者が描いた作品を自ら鑑賞し、インタビュー形式で自己に問いかけるという方法を通じて、創作における自己理解と表現の追求した。一般的に制作の現場では、作品が完成した後に他者の批評を受けることが主流だが、今回はあえて「作者」が問い、「作者」が答えることで、創作意図や感情の動きを可視化しようと考えた。これにより、他者の目線では得られにくい、作者本人の内面的な気づき、思考の流れ、制作意図の深掘りの可能性を検証した。

制作した作品3点に対し、自己インタビューを行った。これにより、制作動機や過程がより明確になり、完成後の課題についても把握できるようになった。本手法は、作品を生み出す過程を可視化するだけでなく、内省の文章を書く行為そのものが自己理解を深め、制作後の作品が作者自身に与えた影響をも捉え直す契機となった。

次に、手法提案とポートフォリオとしての役割の両立を目的に、一連の過程を冊子にまとめた。全体の構成は、手法の説明に入る前に作者自身がどのような人物であるかを提示し、本手法に至った動機を明確にする流れとした。これにより、閲覧者の関心を引きつけながら内容へと導くことを意識した。

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