積雪地域の一般家庭の多くで季節の変わり目ごとに行われる、自動車のタイヤ交換作業を補助するための可動式タイヤラックを制作した。特に、縦置きされたタイヤを横向きに起こす動作をてこの原理により効率化し、かつタイヤの移動を容易にする構造を設けることで、作業全体の負担を軽減することを目指した。
2回にわたる試作を通して、使用の際の操作の流れに支障はないか、ラックを起こすためのてこ機構が適切に機能するか、タイヤ4本分の重量(約20~50kg)に耐える構造強度と長期使用を前提とした耐久性が確保されているかなどを検証し、必要に応じ補強構造の追加、キャスターの位置変更、支柱の間隔の変更などの改善を施した。さらに、要所にR処理を施した結果、視覚的および物理的に小型化を達成した。