多忙な生活が一般化している中で、常に両手を自由に使えるとは限らず、片手が塞がった状態で不便を感じることが多い。
・育児中:乳児を抱っこしながら、片手でおやつの袋や離乳食のパッケージを開けたいとき
・料理中:まな板や包丁を片手に持った状態で、調味料や食材の袋をサッと開けたいとき
・怪我やリハビリ中:腕や手にギプスをしていたり、握力が低下しているなど、両手の自由が制限されている状況
・高齢者や身体的ハンディキャップのある方:日常のちょっとした作業でも無理なく行えるような補助器具が必要とされる
なかでも「袋の開封」は、調理や食事の準備など生活に直結する行為でありながら、両手での力加減や細かな操作が必要とされるため、片手では対応しづらい作業の一つである。このことから、日常生活の中で片手が使えない状況において、袋をストレスなく開封するためのプロダクトを提案することにした。
既存のハサミは高い切断性能を持つ一方で、指をハンドルの穴に通すという準備動作を必要とし、片手での即時的な使用には適していない。そこで、穴に指を通すという動作を必要としない形状を考えた。