カプセルトイを用いた伝統工芸の活性化 ─愛でる伝統工芸品─

川崎悠莉/デザイン学部 デザイン学科
カプセルトイを用いた伝統工芸の活性化 ─愛でる伝統工芸品─
カプセルトイを用いた伝統工芸の活性化 ─愛でる伝統工芸品─
カプセルトイを用いた伝統工芸の活性化 ─愛でる伝統工芸品─
カプセルトイを用いた伝統工芸の活性化 ─愛でる伝統工芸品─

私は卒業研究として、平塚市の伝統工芸品、「相州だるま」をカプセルトイとして販売する企画を提案しました。

相州だるまをはじめとした日本の伝統工芸の多くは現在、衰退傾向にあります。調査の結果、伝統工芸衰退の要因は、職人に高齢者が多いこと、後継者を育てる時間的、金銭的余裕がないこと、若手職人でも利益を出せる仕組みがないことなどであることがわかりました。

そこで、市場規模が右肩上がりとなっているカプセルトイを利用して、若手職人が制作した伝統工芸品を販売する仕組みを考えました。カプセルトイは、シリーズ化された商品の中から1つの商品を購入すると、他の商品も購入し揃えたくなる心理効果「ディドロ効果」を促す効果的な販売方法であり、近年は、購入層が大人にも拡大し、高価格化しているため、伝統工芸を販売する仕組みとして有効だと考えました。

今回の企画では、5色のだるまと、カプセルに入るギリギリサイズのシークレットのだるまの全6種類とし、大人を対象とした、600円のカプセルトイに仕上げました。この企画によって伝統工芸の販路が拡大し、後継者が育成できるようになり、伝統工芸が持続可能になることを望みます。