「首里織」の形成

井上みずき/大学院 造形芸術研究科 比較芸術学専攻 比較芸術学専修
「首里織」の形成
「首里織」の形成
「首里織」の形成

沖縄の伝統工芸として知られる「首里織」は、実は戦後につくられた概念ではないか? という問いのもと、現在に至る史実を検証した。

琉球王国時代、首里に暮らす王族や士族は、家庭内で織られた多種多様な織物を身に着けていた。沖縄戦で灰燼に帰した首里でその織技術は、沖縄の文化復興を願う県内外の人々の支援と行政認定を背景に、わずかに残る資料の復元を通して継承され、作家によって新たな織物へと展開された経緯が明らかになった。

沖縄県立芸術大学 美術工芸学部・大学院造形芸術研究科 第35回 卒業・修了作品展の作品一覧