一般に「危険」「怖い」と捉えられがちなサメについて、身体の魅力に注目した体験ツールを制作した。多様な形状の美しさや面白さを視覚と触覚で味わうことで、理解と親しみを促す。頭・胴体・尾の三つに分かれたモジュールは実在種の特徴を参照しており、自由に組み換えることで種ごとの差異も直感的に学べる。好みや発想にもとづく「新しいサメ」を創造でき、ジョイントを介せば遊泳時のしなやかな曲線も表現できる。完成したサメを複数並べて比較することで、形の違いに関する対話を生み、学びを深める。歯や目などの恐怖要素を省き、形そのものに焦点を当てることで、選択と組換えの過程で形状を再認識し、主体的に評価する機会を提供する。