福島県福島市の飯坂温泉と「飯坂けんか祭り」をテーマに、地域文化を日常で体感できる体験型入浴剤を提案した。若年層の温泉離れやシャワー浴の増加に対し、入浴を「祭りの競い合い」に見立てた娯楽性を付加することで、湯船に浸かる心理的ハードルを下げる試みである。製品は、2つのバスボムを同時に溶かし、中のヒノキ製チャームが先に現れた方を負けとする。祭りの屋台のぶつかり合いを再現したこの仕組みや、入浴後も手元に残るチャームが地域との接点となる。単なる入浴剤の枠を超え、視覚・嗅覚・遊びを通じて飯坂温泉の多面的な魅力を発信し、将来的な来訪意欲の向上と、日常における豊な入浴習慣の定着を目指した。