ペーパーシアターとはペーパークラフトの一種で、レーザーで精密にカットされた色紙や木を重ね合わせ、映画やアニメのワンシーンを作り上げる手法である。人の上半身が入るほどのペーパーシアターを制作することで、来場者が参加して楽しめるインタラクティブな表現になると考えた。モチーフとしては、祖母が行ってみたいという、青森県弘前市の弘前城と、山形県尾花沢市の銀山温泉を選んだ。弘前城では、人物の奥に建物が位置して見えるように1枚目は自立させ、2枚目との間に600~700mmの間隔を開けて設置した。銀山温泉では、現地に実在する橋に立って写真を撮っていることを想定し制作した。実際の建物のイメージにより近づけるため、正面からは見えない重なっている部分も表現した。