幼児の質問期における対話を通して思考力を培うための提案 ~まなざしの共有を用いた親子のコミュニケーションツール~

二本松梨紗/創造工学部 デザイン科学科 倉斗研究室
幼児の質問期における対話を通して思考力を培うための提案 ~まなざしの共有を用いた親子のコミュニケーションツール~
幼児の質問期における対話を通して思考力を培うための提案 ~まなざしの共有を用いた親子のコミュニケーションツール~

アプリ「フォトバース」は、子どもが疑問に思ったものや面白いと思ったものを撮影し、その撮影した写真を表示して、親子の対話をいつでも振り返れるように録音する。

アプリのUIでは子どもの操作のしやすさの工夫やより親子の対話が弾むようにロボットをモチーフとしたキャラクターを登場させて写真に対しての問いかけを行う機能を搭載した。

フォトアルバム「はてなブック」は、アプリ内で子どもが撮影した写真を1冊の本としてまとめる。写真と問いかけ文を記載して、親子がもう一度振り返れるようにする。また、その写真をもとに会話した録音データを QR コードとして読み込めるようにすることで、何年経っても親子の会話を残せるようにした。そして会話内のキーワードを抽出することで、子どもの興味を可視化させ、親の知らなかった子どもの新たな関心を発見できる工夫を行った。

これらの成果物を用いて親子でまなざしの共有を行うことで、質問期の子どもの言語能力を促進させて思考力を培い、親が子どもとスマートフォンの関わり方を見出すことで、育児や子どもとの対話に対して、より向き合いやすくなることを期待する。

2023年度 千葉工業大学 創造工学部 デザイン科学科 卒業研究展の作品一覧