本ツールは、頭痛患者自身が痛みの変化に気づき、他者と共有することを目的とした表現支援ツールである。刺の構成とその長さの変化を用いることで、頭痛の感じ方や強さを視覚的に表現できる3種のツールを制作した。患者は自身の痛みに近い形のツールを選び、積層用ディスクの枚数を調整することで刺の長さを変え、痛みの強さを表現することが可能である。さらに、補助ツール2種を用いることで、痛みの広がり方も表現可能である。言葉のみによる説明では解釈に違いが生じることがあるが、本ツールを言葉と併用することで、患者が感じている痛みのイメージを、より正確に相手に伝えることが可能である。