国産広葉樹材は多くが雑木とされ、家具材となる樹種は限られている。人々が日々の生活で広葉樹に親しむことができるよう、端材等含めた複数の樹種による2種類のダイニングセットをデザインした。「Share」は、イス3脚とテーブルによるセットである。主材にブナ・タモ・アッシュを用い、背や脚等にパドウク、ピンクアイボリー、モンキーポッド等を象嵌して加飾した。「Line」は収納部分を付加したテーブルと2脚のイスによるセットである。主材にはブナを用い、パープルハート、スネークウッド等でラインを描くように象嵌した。国産材と外国産材、希少な樹種の端材を用いることで複数の広葉樹材に親しむことができると考える。