不便益デザインのための発案手法

加藤翔吾/工学部 デザイン学科 プロダクトデザイン研究室
不便益デザインのための発案手法
不便益デザインのための発案手法
不便益デザインのための発案手法
不便益デザインのための発案手法

不便益の発案手法として、思考法TRIZの9画面法を援用した「不便益9画面法」と独自に4つの矢印で構成した「不便益タイリング」を提案した。不便益の発案には不便/便利の対比と各要素の整理が必要である。不便益9画面法は、表形式のテンプレートに記入を行い発案の流れを把握する入門者向けツールである。不便益タイリングは、矢印の配置で不便益を導く流れを示しており、自由度の高さと全体の整理のしやすさからより実践向けのツールである。これらの発案手法を用いて導き出した決済システム「キャッシュです決済」は、キャッシュレス決済に現金通貨を取り入れたもので、支払い時の使用感の付与によって不要な出費を防ぐ不便益案である。

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