本研究では、VR環境とMR環境におけるストレス軽減効果を、生理指標と心理指標を用いて定量的に比較検証した。特に、環境の違いが利用者の運動量に与える影響とストレス軽減効果との関連性の解明を目的とした。実験では健常な成人32名を対象に、同一のインタラクティブコンテンツを両環境で体験させ、唾液アミラーゼ活性と状態不安尺度によるストレス状態の変化を測定した。同時に頭部・手部の運動量データを記録し、環境の違いが身体活動に与える影響を分析した。その結果、両環境において対照群と比較して有意なストレス軽減効果が確認され、各環境特有の効果パターンが明らかになった。