木の家、白煙の町

ゴム印画21枚
中根健太/芸術学部 写真学科
木の家、白煙の町
木の家、白煙の町
木の家、白煙の町
木の家、白煙の町
木の家、白煙の町

両親の別居をきっかけに、母が終の住処として購入した栃木県那須の家へ通うようになった。
別荘地にはかつての繁栄を示す痕跡が残る一方で、それらを覆い隠すように街並みは観光地特有の装いに整えられていた。
首都圏で暮らしてきた私は、地方を変わらない場所だと見なしていたが、那須では過去と現在が同じ場所に重なり、噛み合わないまま共存していた。
本制作は、資源・文化の画一化される過程を可視化し、過去の遺産と現在も変わり続ける風景を、時間・空間・物質の三層から批評的に読み替えることが目的である。

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