私は幼少期からSF作品を愛し、特にアメコミ映画に強く影響を受けてきた。いつか自分のオリジナルヒーローを映像として形にしたいという思いが、本作の出発点である。本作は荒廃した世界で任務を請け負うバウンティハンターの物語として構想を始めた。制作を進める中で世界設定が拡張され、最終的に複数の能力者が存在するディストピアへと発展していった。6分という短い尺には描かれないが、登場人物それぞれにオリジンや背景を設定し、世界の成り立ちや現実世界との違いまで構築している。3DCGによるフォトリアルな質感と等身のキャラクターデザインを通して、自分が純粋に夢中になれるSF世界を、卒業制作として正直に形にすることを目指した。