はいちのかたち

徳岡拓海/芸術学部 デザイン学科 空間プロダクトデザイン領域
はいちのかたち
はいちのかたち
はいちのかたち

本展示は、「憩う場」が持つ記号的な要素を一つの類型として表す構想である。人々の公共空間での立ち振る舞いやその思考、オブジェクトと街の交錯は、設計者の意図を離れ得るという気付きから「憩う場」の何が起点であるかを逆説的に求めた。サインのような意味性を孕んでいる“公園”や“ベンチ”を再解釈するワークを基に生み出された多様なオブジェクト群は機能に縛られた構造から脱却し、形態から行為を促すストリート・ファニチャーとなる。そして丸太のようでいて無機質ないでたちは原始的な感性を呼び起こし、「憩い」として街の風景へと開放するかもしれない。一つで存在したり、組み合わせによって新たな機能を与えられたりする、そんな類型の構想。

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